HeartBreak One Run

走る。登る。回す。紡ぐ。

白山に行く

会社の友人と白山へ。
登山初挑戦の彼を引き連れて、登るは観光新道。
本当は砂防新道のほうがよかったのだけれども、今年はつり橋がすでに撤去されていたので仕方なく。

観光新道は9月初旬にも上りで一度使った。
馬のたてがみがとても怖かったけれど、そこ以外は砂防新道とそんな変わらないんじゃないかと思うくらいだった。
(たぶん私が上りを得手としているからだ)
仙人窟あたりの稜線トラバースがとても気持ちのいいコースだ。

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遥か彼方まで続く稜線。
TJARでもこんな景色を見たのだろう。それで、選手はどう思ったのだろう?
霞んだ遥か遠くの山頂の、その先にまで進む勇気はどこにあるのだろう?

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ちょっと変わった反省のポーズ。

この日の登山は弥陀ヶ原まで。
時間はそれなりにあったのだけれども、ガツガツしない。山は逃げない。
友人の体力のこともあった。

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ベンチの影には霜柱。もうすぐ冬だ。

観光新道の下りは本当に怖かった。
いつもは先頭を引く私だが、ここは友人のほうが断然早かった。
もう下りは本当に怖くって怖くって。
足がスリップして下に落ちてしまうことしか考えられなくなって、腰が引け、足に無駄な力がかかってバランスを崩す。トレイルに向いてないんだな。私。

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今年もありがとう。また来年も、きっと来ます。(山岳保険も入ったことだし)

下りの際、つり橋が撤去されているはずの砂防新道を下る人がいた。
つり橋以外にも侵入する方法があるのだろうか?
そう思っていたら、「板がなくても上を歩けるよ」とおじいさん。
いや怖いって。

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テーマの著者 Anders Norén