HeartBreak One Run

走る。登る。回す。紡ぐ。

比良山系縦走

久しぶりの1泊2日の山行で、そういえばRush30で宿泊込みの山旅に挑むのは初めてだった。
水を含めてMAX重量10kgオーバーは相当肩に来て、それでも駅から登山口までの18kmを走り抜くには軽量バッグじゃないとだったり、腰で支えるバッグにしちゃうとホントになんでも入ってしまって、テントやらシューズやら何から何まで交換したくなりそうで、そんなことになっちゃうと最近落ち着いた出費がまた激しくなりそうで。
そんな諸々を考えながらのリフレッシュの旅。

GWの旅のダメージでめっきり体力が落ちていて、そのリハビリを兼ねて比良山系を縦走した。自宅時点でバックパック重量は7.12kg。装備自体はそれほど多くはないけれど、2日がっつり生き抜くための食糧を詰め込んだ。(結局半分以上残ってしまった)

始発の電車で出発。小松駅で買った爽健美茶のPET1本(600ml)。JR安曇川駅改札前でレッドブルを1本飲んでスタートした。興味本位で道中の「秋葉の水」に寄ってみる。登山口手前にローソンがあるのは知っていたけど、ここで水をフル補給した。(ハイドレーションパック2.0L、ペットボトル1.0L、爽健美茶PET0.6L) 登山口までの残り10kmが結構きつかった。

御前10時半、てんくう温泉から蛇谷ケ峰へ。ここの上りがたぶん一番きつい。稜線歩きのコースだからはじめがきついのは分かっていて、それなのにここで再び若干減った水をフル補給。MAX重量で挑む。意外とペースは速く、というのも標準タイム×0.8で時間は見積もっていたから。高島トレイルの経験上、0.7くらいがホントはちょうどいい。

蛇谷ケ峰から見えるのは、たぶん鶴瓶岳か。時間には余裕があるのであまり急がない。斜面の片面がスギ林、もう片面がブナ林。その中間の稜線に道が通っている。広葉樹であるブナのほうが明るい。逆になんでスギのほうはこんなにどんより暗いんだろう。そんなことを思いながら歩く。たまにすれ違うのはトレラン系の皆さん。ホントに早い。

鶴瓶岳に山系最高峰の武奈ヶ岳。登り返しは何度もあるがそこまでアップアップな感じではない。稜線歩きはこれが魅力だ。武奈ヶ岳から金糞峠へ。ここが初日の最難関。なにせ道がいくつもあって分かりづらいと思われる。とても慎重に歩いていたけれど、渡河ポイントで相当焦る。だって山渓地図だと渡河なんて載っていない。あぁぁロストしたんだ、まぁ水は補給できたし引き返す道は明確だし進めるだけ進もう(遭難の典型的思考)と歩いていたら、大きなテントが遠くに見える。どうやらここが金糞峠だったようだ。他の人がいるのはちょっと気まずいし、水はたらふく補給したし、もっと景色のいいところがきっとあるだろう。そう思ってさらに進む。南比良峠あたりから人為的に切り出されたような大きな四角い花崗岩が見られるようになる。比良山系の砂は蛇谷ケ峰からずっと白い。スギの林とか花崗岩とか、人里に近い分いろいろ手が入ってるんだな~なんて考えながら荒川峠。18時。ここを今日のキャンプ地とする。

若干傾斜はあるものの広葉樹の落ち葉がフカフカで気持ちいい。若干木の枝が邪魔だけど町も見える。ケータイの電波は、、、届かない。晩御飯はカレー飯とハヤシ飯のセット。小容量化のためZipLockに入れ替えている。旨い、旨すぎる。新しく導入してみた超軽量チタンペグはあまりに細くてツエルト2ロングの固定には若干力不足。就寝中2度ほど崩壊し、立て直すことになった。

朝の4時、朝焼けを見ながらご飯。これも同じくカレー飯とハヤシ飯のセット。はやくも味に飽きる。朝はぶっこみ飯とかに変えたほうがいいかもしれない。5時出発。少し上った見晴らしのよいところにもテン泊の人がいた。

当初の予定では比叡のほうにも足を延ばす予定だったけど、結構疲れていたので比良山系の縦走だけで帰ることにした。次に迷ったのは打見山。スキー場跡(?)を上り切るところまではよかったものの、人工物ばかりで道が分からない。若干うろうろした後落ち着いて地図読み。蓬莱山を特定して進む。ロープウェーと並走するこの芝生の上り坂がこの旅一番のビューポイントだった。蓬莱山山頂手前、貝殻モチーフのクッションの上でしばらく景色を眺めていた。

後はほとんど下るだけ。元気に跳ねる鹿さんを横目にJR和邇駅を目指す。ロード区間が意外と短くて助かった。その後、特急で寝過ごし金沢まで行ってしまう。家に帰って食事に行き、戻って横になったら記憶が飛ぶ。きっと思った以上に疲れてたんだろう。

ロード区間がなければ十分日帰りもできそうだけど、良い感じに水場もあるしテントを張る場にも困らない。1泊2日にして本当に良かった。なんなら蓬莱山の芝生で寝たかったけど、きっと怒られるだろうな。それにしても、大型ザックが欲しくなる・・・。

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