HeartBreak One Run

走る。登る。回す。紡ぐ。

秋山郷の心

甘酒集落跡の供養塔に着いたとき、まず目に留まったのは墓前に供えられた色鮮やかなミニトマトだった。供養塔にはお赤飯も。ほのかにお線香も漂っている。そういえばお盆だった。なんというか、柔らかい気持ちが心の中に溢れかえった。

この度で最も心を動かされた瞬間だった。この瞬間のために私はここまで歩いてきたのだろう。

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テーマの著者 Anders Norén