HeartBreak One Run

走る。登る。回す。紡ぐ。

東京→静岡→名古屋→美川(2017年5月4日~6日)

装備

自転車に取り付けるものは最小限。

Janddのフレームバッグ。ポータブル充電器と財布をこの中にいれた。

Mont-bellのフロントバッグ。カメラ、スマホ、カロリーメイト。すぐに使うものを手前に。

その他の荷物はバックパックへ。OSPREYのKESTREL28Lに詰め込んだ。

1日分の着替えに防寒具(Mont-bellライトシェルジャケット)。

輪行バッグは今回買い替えたGIANTのもの。

TAIOGAの縦置き型もあるにはあったが、縦置きはリアディレーラーに負担がかかる恐れが高い&梱包が少々難しい。

GIANTの横置き型はこのデメリットを抑えたもので、その代わり、少々場所を取る。(縦置きに比べて体感1.5倍弱?)

スタートまで

自宅から小松空港までは自転車で1時間弱。

上空は曇り。飛行機は1時間で東京に着いた。この道をこれから3日かけて走る。

羽田からJR東京駅まではモノレールと電車で。

東京駅地下でいったん自転車を預け、アメ横で買い物をする。

 

東京→静岡

 

JR東京駅。午後2時。

駅を出たところで自転車を組み立てた。

アクシデントその1。チューブに空気を入れたとき、空気を入れる金具が外れた。おおいに焦るが、チューブを交換すればいいと気持ちを入れ替える。

アクシデントその2。前輪タイヤに大きな亀裂があり、チューブが隙間から見えている。しまった、スペアタイヤを忘れてきた。パークツール(ParkTool) タイヤブートを張り付けて、これで何とかならないかと祈る。(結果、これで最後までいけた)

TCR@東京駅

昨年のトライでは、モノレールの天空橋からスタートし、横浜までの道を迷いまくった苦い思い出があった。今回は東京駅からということで、青看板に従って、スムーズに進む。横浜から鎌倉までの王道?をたどり、スムーズに進む。横浜駅を過ぎて、国道16号線から1号線に切り替わる右折がポイント。前回はここを直進し、小さい道に入ってしまった。

やっぱりロードバイクは、幹線道路がいい。それ以外に入ってしまうと一気にスピードが落ちてしまう。それは路面の整備状態もそうだし、周りの雰囲気に不安になってしまい、地図を見すぎてしまうのも一因だと思う。(本当にこんな商店街の道が静岡までつながってんのか?って不安)

鎌倉に着いたのは夕方7時。鶴岡八幡宮。 

八幡宮から海に向かう通り沿いに自転車屋を見つけ、タイヤの予備を購入した。今使っているのがGrand Prixだから同じのを、と言ったけど、ネット価格の倍の値札を見て焦る。かといって、いまのは穴あいてるし。代わりにPanaracerのものを購入。5000円。(結局使わなかった)

鎌倉の海。夏はまだ来ていなくて、中学生ぐらいの集団が遊んでいた。ここでMont-bellのリフレックウインドバイカーを羽織る。普通に見れば真っ黒なウインドパーカーなのだけど、光が当たるとかなり激しく輝く代物。黄色い反射材を身に着けるよりこっちのほうがたぶん目立つ。何よりもこの商品(の生地)、実はわが社で作っているのです(という自慢)。この反射する粉、めっちゃ高いんですよ。

江の島タワー@鎌倉

箱根の山道に入ったのは深夜。Radikoのタイムフリー機能で、Nack5を聴く。前回は結構へばった。今回ももちろんへばったけれど、(特に今回は背中に荷物を負っているし)ぎりぎり最後まで足をつくことはなく、登りきる。

芦ノ湖@箱根

箱根はやっぱり全力ブレーキで。どうしても怖い。道が見えないし仕方ない。けど、静岡。やっぱり地元はうれしい。

三嶋大社@静岡

大きな休憩は、富士と由比の海岸。

富士の海岸沿いのコンクリにそのまま横になり、ほぼ行き倒れ状態で眠る。1時間ほど眠れた。海岸には結構大勢夜釣りの方がいて、不審に思われないか心配した。

由比でも国道1号線を支える支柱の下で30分ほど休憩した。

富士山@由比

本当はここから一気に名古屋を目指そうとしたものの、清水から静岡までの道に意外と手間取ってしまう。その勢いで浅間神社。なんか神社巡りみたいだ。

浅間神社@静岡

本当はここから名古屋までは一気に行きたかったのだけど、1号線と間違えて、362号線(安倍川沿いに北上する道)に乗ってしまう。これはおかしいぞと兄(静岡県警)にTEL。思いっきり間違えていると分かった。

ロスが続いて相当メンタルに響いて、結局この日は兄の家で一泊することにした。

静岡→関ケ原

 

静岡では15時間ほど寝た。兄も夜勤明けだったようで、2人そろってずっと寝ていた。

静岡から島田に抜ける道。結局それは兄の家の前を通る道だったようで、いずれにせよここは通らねばならないところだったとわかる。ここはTJARでも通る道に近い。本当に良い位置に家を建てたものだ。

この日は西から雨が来ると聞いていた。遠くの空は曇っている。

昨年は金谷でリタイヤ。今年はちゃんと道調べをし、順調に道を進める。

 

静岡は大学4年間を過ごした地。いつもお世話になったソウルフードが3つある。

天八の味噌かつ定食。(静大近くの定食屋。古い油でギトギトで、でもそれが若さにはいいんだなぁ)

坊ちゃんの肉天定食。(豚肉の天ぷら。チョー最高)

そして鐘庵のかきあげ丼だ。(私はもっぱら三保店にばかり通っていた)

お昼どき。かきあげ丼を頂いた。

鐘庵のかきあげ丼。糸のような細さの揚げは絶品。チェーン店だとは思えない。

そして浜松。といえばYAMAHAタワー。

浜名湖で夕日を見る。

ちなみに写真撮影はここが最後。

もう余裕がまったくなくなってしまうのです。

 

名古屋からは国道1号線を外れることになる。

道案内にGoogleマップのナビを使ったところ、階段に連れていかれるわ田んぼのあぜ道を走らされるわ。

 

一度は木曽川沿いで仮眠を取ろうと、河川敷に降りる。が、川沿いに光る目が気になって、(キツネ? 野良犬?)再度がんばろうと突き進む。

GPSウォッチの充電をはじめ、一時的にログを止める。

 

関ケ原のあたりで力尽きた。速度が時速20km未満でありながら、かなりつらい。

、バス停で横になる。屋根はあるものの扉はなく、寒い。

 

関ケ原→美川

関ケ原で目覚め、夜明けまで結構大きな山道を走る。産業道路のようでトラックが多数。よく整備された道なので、間違えて高速やバイパスに入り込んでいないだろうかと不安になる。そのたびに、であれば道路沿いに家は建っていないはずだと思い直した。

夜明けごろ、琵琶湖につく。ここから先は知った道だ。そう思うを気が楽になった。

風が味方になっていたようで、スピードが出る。

実は、ここから敦賀、越前、小松を越えるまで。ほとんど記憶がない。

もうすぐ帰れるという思いでいっぱいだった。(まで100km以上あったのに)

15時ごろ、無事自宅に帰る。

カップ焼きそばを食べたら眠くなり、すぐ横になって眠った。

翌日から仕事。お尻は痛かったけれど、仕事はちゃんとしましたよ。

 

 

まとめ

総距離650km。睡魔とお尻の痛みを乗り越える必要はあったものの、箱根以外で大きな登りはなく、時間を確保できればそれほど難しい勝負ではなかった。

睡魔はちゃんと眠るしかない。お尻の痛みはサドルカバー。雑誌やネットではカッコ悪いといわれるものの、高いパット入りレーパンを買うより、1500円のカバーをかけたほうが断然効果的だと思う。

バックパックを背負って、というのも個人的には挑戦だった。サドルバッグの大型化で対応するのが通常ではあるが、(私もそう思い、持ってはいるが)そもそも私はランナーだ。ランナーは自分の荷物は自分で背負うものだ。サドルバッグもそうだし、自転車に荷物をつけられるようにすると、意外とお金がかかってしまう。バックパックなら登山で使うものだし、買い増す必要がない。

もちろん、結果肩はそれなりに凝った。けれど、それはそれで鍛錬の一つだと思えばいいことだ。(サイクリストには無駄な筋肉になるのでしょうが)

去年までは自転車装備に凝っていたけど、今年のマイブームはシンプルイズベスト。自転車には最低限のものしかつけない。必要なものはできるだけ背負う。

 

挑戦から2週間後、GIANTストアにてTCRをオーバーホールしてもらう。

その後今に至るまで、TCRに乗る機会がない。

大きな挑戦を終えてしまい、次の目標が見つからない。

けど、それも悪いことではないのかもしれない。

自然にそれが見つかるまで、待ってみるというのもいいかもしれない。

とりあえずはその間、山にでも登ってみようか。

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テーマの著者 Anders Norén