プロジェクト。
持てる資源を結集し、資源の長所を重ね合わせる。
真っすぐに伸びたその槍で、自分たちのビジネスモデルに風穴を開ける。
新たな世界の始まりだ。
向こう見ずでも構わない。まず突破することが第一なのだから。
一度始まった世界は、守りぬかねばならない。
そして、手に入れたものを守り抜く闘いは、手に入れるための闘い
(プロジェクト)とは全く異なる。
攻めるための闘い(プロジェクト)は、自分たちの最も強い部分で相手の最も弱い部分を突き破る。ポイントは”強さ”だ。
一方で守るための闘いでは、相手はこちらの最も弱い部分をついてくる。
鎖は必ず最も弱い部分から切れる。
この戦いで生き抜くの必要なのは、盾。
弱みを表面化させないための運用基準と、弱みを根本的になくすためのボトムアップだ。
攻めと守り。マネジメントは、この切り替えを強く意識しなければならない。
新しく何かをしなければ成長できないと考え実行しながらも、結局途中で息切れして事業維持ができなくなる。プロジェクトを起こすのは疲れる。資源を使う。頑張れば頑張るほど自社の資源は疲弊し、流出する。守ることを考えず、積極的にプロジェクトを立ち上げれば立ち上げるほど、窮地に陥る。そんなドツボに嵌らないためのポイント。